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9割が失敗?フリーエンジニア失敗の理由

10人中9人が「独立」に失敗する理由

鶏口と為るも牛後と為るなかれ、とは昔から言われていることですが、寄らば大樹の陰というのも逆の意味ながらよく聞きます。大きな組織で埋もれてしまうと、一人で独立して思うようにやってみたいと夢に描くようになるものです。しかし成功している姿しか想像できないような状態で独立すれば、すぐさま現実からとんでもないしっぺ返しを受けかねません。

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独立が意味するもの

これまでサラリーマンとして仕事をしてきて、商売をやっている知り合いもいないような場合、独立というイメージが涌かず、ついついサラリーマンの延長で仕事ができるような気になってしまいます。まして高い技術力があって、会社では得意先からご指名でプロジェクトの中心に立ってきたような場合には、自分の腕を過信するのも無理はないでしょう。しかしそれは、往々にしてあくまで会社の信用あってのものであり、独立したからと言ってすぐさま仕事を受注できるとはあまり考えられません。ここでようやく経営者とは何か、を考えざるを得なくなります。サラリーマンであれば、決まったタスクをより正確に、より早く処理して期待通りの品質のものを納品します。しかし独立すれば、その前提となる決まったタスクそのものを勝ち取らなければなりません。それにはITの知識と技術だけでは足りません。人対人のつながりを大切に育てて広げて行くことができなければ、仕事を依頼されることはないのです。そして仕事を依頼されなければ、開業しても貯金を取り崩し続けてその後廃業もやむを得ないのです。近年の統計では個人事業で開業した場合、開業から1年未満に約4割が脱落し、5年後までの生存率は約4分の1、更に10年後になると、たった10分の1になっています。

一国一城の主になる

どれだけIT化の波が大きくて、エンジニアの手を借りたがっている顧客はどこにでもいるとはいえ、存在を知らないエンジニアに依頼する顧客はいません。貯金をむやみに食い潰さなくて済むように、独立する時には自分の存在をある程度周囲に知らせておかなければなりません。とはいえ、顧客はそれぞれの仕事に忙しいので、意味もなく時間を無駄にするいわれはありません。そこで前もって、顧客がどういう考えで、何を悩み、何を必要としているのかをよく考え、すぐにもその解決を任せてもらえるよう口説く準備をしておかなければなりません。そのようなコミュニケーション能力は、一朝一夕で身に付くものではありませんし、独立して初めて身に付くものでもありません。サラリーマン時代にも、様々な人間関係を経験しているはずです。その中で将来独立する時のためにどれだけの人脈を社内外に用意できるのかが勝負です。独立するということは、煩わしい人間関係から解放されて一人好き勝手にできるということではないのです。

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