失敗を成功に変えるフリーエンジニアギャラリー

立場を正しく認識していないと失敗します。フリーエンジニアの失敗談

フリーエンジニアと組織の立場の違い

企業に所属しているシステムエンジニアとフリーエンジニアには様々な違いが存在します。独立してフリーになろうと考えているエンジニアに特に知っておいて欲しいのが、組織と個人の力関係から起こりうる諸問題についてです。

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組織と個人、仕事の発注側と受注側

組織と個人で仕事を行う場合、絶対的に立場が弱くなるのが個人です。かつ、組織から発注された仕事を個人で請け負う場合、受注側の方が下の立場になることが多いでしょう。こういった場合に起こるのが、個人の立場が弱いことにつけこんで無理な注文をされることがあるという問題です。
一番フリーエンジニアに負担がかかるのが、下手に知識があるだけに細かな違いを理解できず、無理な注文をゴリ押ししてくるような組織の人間です。例えば、あるサイトをスマートフォンでも表示させるようにしたいという注文を付け加えてきたため、ブラウザでの閲覧は可能だという話をすると、プラグインでささっとどうにかしてくれ、などと言われるようなことです。
何も知識のない相手ならばこちらにやり方を任せてくれるものですが、中途半端な知識があるだけに、なぜ自分の言うとおりにできないのか理解できないという人間もいるのです。かといって、まったく知識のない人ならば、個人に負担をかけるような仕事をさせないというわけでもありません。知識を持っていないだけに、急遽、予定されていなかった機能を追加してくれといった注文を受けることがあります。こちらが納期が間近なこと、予定されていなかったものなのだから再度見積もりとお願いしたとしても、どうにか頑張ってくれ、の一言で済まされてしまうことすらあります。そんな場合でも、個人からはなかなか苦情を言いにくく、泣き寝入りするしかないということもあるのです。

トラブルを避けるためにどうすればいいのか

上記のようなトラブルを避ける手段というのは、基本的には存在しません。いくら無理な注文をゴリ押しされたとしても、その仕事を受注したのは自分であり、仕事をもらっているという立場である以上、相手に強気な態度をとることも難しいでしょう。フリーエンジニアと組織で仕事をやりとりするという構造的な問題だと言えるように思いますが、それを個人で是正する手段をとることは難しく、相手との関係性を崩さないように、どれだけ自分の意見を通すことができるか調整することが精一杯ではないでしょうか。
しかし、このような状況も、自分ひとりが従業員の会社を経営していると思えば、当然のことだとも言えます。ひとつの会社を経営しようとすれば、他の会社との力関係やある程度のトラブルは不可避なものです。トラブルを避けようと努力することは必要ですが、そのような場合でも、会社が倒産しないよう手助けすることもまた重要なのではないでしょうか。

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